2009年02月28日

漫画で楽しむ着物 その13

 久しぶりの漫画ネタ。もうたまってしまって、どこから書いていいやら状態。まずは、一番最近はまったものから。

ちはやふる.jpg 「ちはやふる」末次由紀さん。
 私にとっては今までノーチェックの作家さんである。ちょっと世代が違うのかな。
 百人一首を扱った漫画がある、という評判を聞いて、アマゾンでとりあえず3巻まで購入してみた。

 オープニング、いきなり着物たすきがけに袴姿のヒロイン「千早」のクイーン戦。おおっ! と思っていると、話は一気に6年前にさかのぼり、千早が小学校6年生で「百人一首」にはまるエピソードから物語が展開する。

 「百人一首漫画」なんだけど、正統派スポ根漫画。対戦をメインに、熱い友情や淡い恋がからんでいく。
 ただ、一試合に何話もかける(笑)スポ根ものが多い(偏見?)中、「ちはやふる」はものすごく展開がスピーディ。線のシャープさともマッチして、読んでてすごく気持ちいい。百人一首の試合そのものの「スピーディさ」もあるんだけど。印象としては、普通の少女漫画の3倍濃縮な感じ。要素がぎっちり詰まっているので、ものすごく読み応えがある。登場人物も魅力的。

 当然、百人一首好きな娘達もおおはまり状態。これ、百人一首やりたくなる漫画でもある。娘に頼まれて「かるた部」のある高校検索しちゃいましたよ。

 で、着物。小学生のエピソードに戻った段階で、当分着物は登場しないだろうなあ・・・と思っていたら、2巻では一気に時間がとんで千早たちは高校生に。小学生の世界もかわいくてよかったけど、主人公達が一気に美男美女になってどきどき(笑)。で、2巻最後に、強力な新キャラ登場。
 着物を愛する呉服屋の娘で和歌オタク、「かなちゃん」である。
彼女の登場によって、千早が着物のカタログのモデルになったり、かるた部が試合時に全員袴姿になったり、というおいしい展開に。
 ヒーローの一人「太一」の袴姿もかっこよくて(この物語は千早と、「太一」「新」という男の子2人の友情ものとしてスタートする。どうみてもそのうち三角関係、という感じだが、今のところ千早は天然で「かるたバカ」)、読む楽しさ二倍増しである。

 百人一首の世界と着物を堪能でき、友情ものとしてもすごくよくできている漫画だと思う。早く4巻でないかな〜。
posted by みず穂 at 10:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画で楽しむ着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

浅草買い物オフ

 某着物サークルで、長谷川商店に行きたい! という声が高まったので、平日に浅草買い物オフをやってみた。

どぜう前集合.jpg インフルエンザなどのためにキャンセルも出て、メンバーは私を入れて総勢6名(写真では撮ってくれた人が一人抜けている)。
 最近着物に目覚めたメンバーもいる。
 みんな、ちょっと春らしい色合い。寒いとはいえ、もう梅も咲いてるしね。私も、なんとなく明るい色が着たくなって、ピンクの羽織にしてみた。下は黒の銘仙に博多帯。

 平日でも混んでいる浅草なので、ランチの店は一応予約した。結果的には早めの時間設定だったので必要なかったのだが・・・
店は前にも行った「駒形どぜう」。

どぜう食べる.jpg 昼の定食、「柳川定食」と「なべ定食」を2つづつとって、4人前を6人でシェア。本当は追加するはずが、意外になべもご飯も量が多くて、間に合ってしまったのだ。
 あと、どぜう入り玉子焼きを追加で頼んでシェア。これも美味しい。

どぜう鍋.jpg どぜう鍋。ちょっとグロテスク?
甘辛いたれで煮込み、ねぎをたくさんのせて食べる。生臭さはなく、美味しい。ちょっと骨が気になる、という人も(私はあまり気にならなかった)。

柳川鍋.jpg こちらは柳川。どぜうは開いて玉子でとじてあるので、こちらの方が食べやすいし「どぜう食べてる!」というインパクトも弱いかな。
お通しは春らしい菜の花のおひたしだった。アルコール飲まなかったので、一人2200円。

鼻緒すげる.jpg 午前中にいったん長谷川商店で集合したのだが、とても全員買いきれず、ランチのあと、もう一度店へ。
 とにかく最初の普段履きの一足が欲しい、という人あり、気に入った履物がないので、草履と下駄両方買う、という人あり、みんな買う気まんまん。
 私は買うつもりなかったので、買う人にくっついて、ついでに店の方にいろいろ話を聞く。これが楽しい。
 鼻緒も台も、量がすごいし、行くたびに違うものがあって見飽きない。
 次々に買い物が決まり、職人さんフル回転の図。

ミドリヤ.jpg メンバーそれぞれ納得した買い物をして、長谷川商店を出たら14時くらい。
 とりあえず仲見世の方に歩き、手当たり次第に着物関係の店をのぞく。

 メリンス着物の店「ミドリヤ」さん。代え袖用の布を物色するメンバー。かわいいウール着物がたくさん。

陶器の雛人形.jpg 陶器屋さんで、こんなかわいい雛人形が。悩みつつ決められなくて断念。



高砂屋.jpg 下着関係がものすごく充実していた「ゑりの高砂屋」さん。
 ここのオリジナル商品の半襦袢にすごく惹かれる。襟をボタンで固定するようになっていて、うしろがシャーリングで、ゴムの力で衣紋が抜けるようになっている(文字だとわかりにくいかな?)。
 メンバーの一人が買ったので、使用感を聞いてみてから買おうかなと、とりあえず見送り。でも、袖はたくさんの見本からオーダーできるし、伊達締めなしで着られるから夏にはとてもよさそうだ。

梅園前集合.jpg 15時くらいに、甘味処「梅園」でお茶。

豆かんとあんみつ.jpg 手前が私の食べた抹茶あんみつ、奥が友人の頼んだ豆かん。かなりのボリュームで食べ応えあった。
 店は常に行列状態で、あまりゆっくりいられる感じではなかった。
人気店なのね・・・

 梅園の前にも古着の店があり、すかさず物色するメンバー。「たんす屋」だけでも4軒くらいあるし、踊り用の衣装や男物や、ディープな品揃えが面白くて、時間がたつのがあっという間だった。
 土日だと、歩くだけでも大変なので、買い物はやっぱり平日がいいな。それでも結構混んでいるのが浅草なんだけど。

 浅草寺の目の前まで行きながらお参りもせず、ひたすら買い物三昧のオフ。いやー、充実した1日だった。

印伝草履.jpg ・・・・で。
 「買わないつもり」といいつつ、やっぱり買ってしまったのだった。
 長谷川商店で印伝の草履。10600円。
 この値段で印伝のセットがたくさんあって、見ているうちにふらふらと。トンボの柄。鼻緒と台の柄があっているのがポイント。
 ちなみに、トンボは前にしか飛ばないから「勝ち虫」といって縁起柄なんだそう。
posted by みず穂 at 01:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 着物でお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

博多織ドラマ「博多はたおと」

博多織献上館撮影協力の、博多織のドラマが、
2月11日(水・祝)午前8時35分からNHK総合で放送されます!

博多はたおと

興味のある方はぜひご覧ください。
私はしっかり録画予約しました。楽しみ〜!

<2月14日追記>
着物も反物もいろいろ見られたし、織りの場面も多くて楽しめました。
話の展開は、なんというか素直で、地域ドラマ! って感じ。
博多を愛する作り手の思いも伝わってきました。
ヒロインはかわいいし、おばあちゃんもすてき。
・・・でも、ヒロインの成長、早すぎないのかな?
駆け出しっていう設定なのに、あんなに複雑な柄、すぐにできる
もんなのかなあ? しかも手織りなのに、帯1本織り上げるの早すぎない? 
27歳で博多織はじめて2年で独立ってのも、いくらなんでも・・・
・・・なーんて、この前結城で手織りの見学したせいか、
細かいところが気になるのでした。

<2月17日追記>
環さん、再放送情報ありがとう!
2月22日(土)16時〜NHK総合で再放送です。見逃した方はぜひ。
posted by みず穂 at 23:22| Comment(8) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

雅叙園で新年会

 1月はかなり着物を着ていた。1日〜5日は毎日着ていたし、そのあとも毎週末、着物でお出かけしていた。たまってしまったけど、ぼちぼち書いておこうっと。

 一番近いところで、31日(土)。雅叙園での新年会に。
美と匠の祭典〜東京タイムクルージング〜」という、雅叙園の百段階段見学と食事の会に参加する企画だった。

雅叙園.jpg 雅叙園は何度か行ったことがあるけど、百段階段見学は初めて。限定公開なのでいつも見られるわけではないのだ。今回は2月8日まで。

 建物を傷めないよう履物は脱いで、百段階段(本当は99段)をあがりつつ、部屋ごとの解説を聞く。ケヤキの一枚板の階段そのものも、趣向を凝らしたそれぞれの部屋も見ごたえがある。
 「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルにもなっているそうで、そういえばこんなカットがあった! と思い出せるポイントがいくつかあり、盛り上がった。
 それぞれの部屋には絵師の名前がつけられていたりするのだが、過剰なくらいの装飾。ひとつひとつが、これでもか、って感じの凝りようである。
 昭和初期に、一個人がこんなものを実現してしまうのだから、すごいなあ。絵だけでも相当な数。天井にも柱にも細かい細工。ツアーの短い時間だけでは消化しきれない感じだった。その昔、ここが宴会場だった頃は、ほんとに竜宮城にいる気分になれたんだろうな。

新年会集合.jpg で、この会に集まったメンバーたち。総勢16人(一人は撮影役)。この日、雨で強風だったんだけど、全員気合で着物。
 新年会らしく、華やか! それぞれこだわりがあって、みんなの着物を見ているだけでも楽しい。私も母ゆずりの訪問着&絞りの羽織で、きっちり雨対策して臨んだ。



食事.jpg 百段階段見学のあとは、西欧料理クラブラウンジでランチ。半個室をほとんど貸切状態。着物談義で盛り上がりつつ、フルコースをいただいた。スープがカフェオレ風(ふわふわの泡が入っている)だったり、見た目もきれいで美味しかった!
 

打ち掛けディスプレイ.jpg いつものことだけど、この日も結婚式がたくさん。着物姿がたくさんで、目の保養。廊下にディスプレイされ、ライトアップされた打ち掛けもきれいだった。


雅叙園ごっこ.jpg ここにくると、ついみんなでやってしまう、「雅叙園ごっこ」。
 ああお馬鹿・・・でも楽しい。着物集団ならではの遊び(?)である。


posted by みず穂 at 22:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 着物でお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする