2009年08月29日

お宮参りの着物探し

 7月末、妹に女の子が生まれた。
 久しぶりの赤ちゃんで、一家で盛り上がる。この夏は赤ちゃんが主役という感じの日々。もうかわいくてかわいくて。暇があれば会いに通っている。

 妹の夫の仕事の都合で、9月半ばにお宮参りをすることになった。
 赤ちゃんにかける着物は、写真館の無料レンタルがあるらしい。必要なのは妹と母(義母にあたる方は他界されているので、赤ちゃんは母が抱いて写真をとる)の着物。
 妹は着物にあまり興味がなく、持ってないし着られない。で、はりきって調達を引き受ける私。

 実は、私自身はお宮参りってしたことがない。母は「お宮参り」という行事自体を知らなかったので何もいわなかったし(地域性かなあ)、私は知ってたけど別にいいか、って感じだった。
 自分の出産当時は着物に目覚めてなかったので、行事に対する熱意がなかったのだ。なので、私にも初体験の着物選び。わくわく。

 何がいいかなあ、と思いめぐらせ、はたと気づいたのだが、9月って単衣じゃん! 持ってる礼装系の着物は袷しかない。単衣はサマーウールと紬だけ。いくらなんでもそれじゃなあ。

 で、久しぶりに単衣を買うぞ! と気分が盛り上がり、平日に休みをとって、目黒の「時代布 池田」と鶴見の「かないや」をはしごした。

 「そもそもお宮参りにはどんな着物がいいのか」から相談スタート。訪問着、付け下げ、色無地あたりが相場らしい。
 池田では、アンティークで派手目の訪問着をすすめられた。ただ、袖長めだったり(若い母ならいいと思うけど、妹は高齢出産だし、長襦袢もあわない)、予算に見合わなかったりでなかなか決まらず。

単衣訪問着.jpg 色が地味だがすっきりきれいな訪問着、5000円のものを1枚購入。
 気に入ってるけど、これは妹ではなく母の着物候補(母も礼装単衣をもってない)。
 これにあわせる帯をきいてみたら、黒のすてきな絽がでてくる。9月に絽、はいいのかなあ? 池田の方は全体的に「アンティークだし」「すてきならOK」というスタンスなのだと思う。予算オーバーだったので、保留にしてかないやへ。

 かないやの方は、お宮参りならこういうの、とかなりきっぱり。帯は袋帯をすすめられる。礼装ならサイズぴったりでないと、ということで、候補は意外と少なかった。

色無地コーデ.jpg 事前にネットでチェックして出しておいていただいた商品と、その場でもっとこういうのはないか、と相談して出していただいたものを試着。
 で、お宮参りならやっぱりこういう色目がいいかなあ、と落ち着いたのが桃色の色無地。写真だとわかりにくいけど、微妙にグラデーションが入っている染めで、きれい。
 サイズもぴったり。身幅が少し広めで、産後体型の妹にもばっちり。
 帯は、買い物につきあってくれた着物友、ひろみさんが棚から引っ張り出してくれたものに一目ぼれ。値段は着物も帯も同額で、15000円の10%オフ(夏バーゲン?)で13500円。
 写真であわせてみている帯揚げ・帯締めは手持ちのもの。

銘.jpg この色無地、裏に銘が入っていた。お店の方が「これ、作家ものですよ」と。ほんとかなあ? 
 だからなんだというわけではないけど、この微妙な色合いは、もしかしたらこの方の作風なのかも。

紺色無地.jpg この桃色とどちらにしようか迷った、紺の色無地。
 写真だとわからないけど、地模様がきれいで、着てみるとかなりいい感じ。
 しかも5000円の10%オフで4500円。結局安さもあって、押さえでこちらも購入。サイズもぴったりで身幅広めだったし。帯は妹の結婚式で買った袋帯が似合うかな、とあわせてみた。

 買った3枚の着物と帯を持って実家に行き、衣装合わせ。結局、妹は桃色の色無地、母は紺の色無地に落ち着いた。
 訪問着は単品で見るときれいなんだけど、着てみると色無地の方が引き立つのだ。洋服でもごちゃごちゃしたプリントより、すっきりした単色のワンピースがかっこいいのと似てるかも。まあ、着る人によるけどね。

 色無地って、柄がないからつまんない、と長らく敬遠してきたのだが(苦笑)、この前のお茶会ですてきな色無地姿をたくさん見てから印象が変わった。これから私も着ていきたいな、という気持ちになっている。

 さて、あとはコーデと着付けの練習だ!

 
posted by みず穂 at 09:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 箪笥の中身 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする