2008年07月13日

藍染白抜き紋講座に参加

つむぎの館の藍染白抜き紋講座、行って来ました!

5時半に起きて、6時半には電車に乗り、各駅停車を乗り継いで・・・
(新幹線を使えば30分くらい短縮されるんだけど、高いし〜)
結城についたのは8時半すぎ。
あまり人気のない道をてくてく歩いて「つむぎの館」へ。

つむぎの館.jpg 広々してきれいな施設。
あとで聞いたら、まだできて2年ちょっとしかたっていないそうだ。
 入ってすぐ左に受付と小物の販売所、右に結城紬の資料館、
その先に染織体験工房、その向かいに結城紬の展示館がある。

 案内には「汚れてもいい服装で」とあった。
 せっかくだから着物で行きたい。が、それで染めはさすがにきつい。
 迷った末、現地で着替えることに。

麻の着物.jpg
 暑くなる予報だったので、昨年手に入れた小千谷縮と紗献上の半幅帯で。暑さ対策ではこれが最強!
補正も最小限でゆるゆる着付ける。
 とはいえ、てくてく歩いているとやっぱり暑いのだが、
(いや、洋服でも暑いけど)
 受け付けで「まあ〜涼しげ」と褒められたのでちょっと嬉しい。

 相談して展示館の2Fで着替えさせていただく。
Tシャツより涼しい甚平でスタンバイ(気合入りすぎ?)。

 9時に講座開始。
夫婦参加が2組。単身参加3人。
 以前オフでお会いしたちびびさんもご夫婦で参加。
おそろいの浴衣づくりなんていいなあ〜。

 まずは浴衣を試着。
 「藍染めをする」というつもりでいたのだが、
ベースの藍染め自体は職人さんがやってくれていて、
今日はそれに白く紋を抜く、という体験だった。
 天然の藍で一色に染まった浴衣は、それだけでうっとり。
サイズもいい感じで(事前にすり合わせ済み)、着やすくて嬉しくなる。

 藍染めについて教えていただく。
 草木染で「青」は藍でしか出ないのだそうだ。
 また、通常草木染は色素を出したり定着させるのに
灰や泥などでなんらか媒染をするのだが、
藍に関してだけはそれがいらず、
空気に触れて酸化することで染まる。
 今日の「白抜き紋」は、まさに藍染めだからこそできることで、
要するに、酸化の反対の「還元」をさせることで、
染まった色を抜くのだそう。
 ・・・とはいっても、こんなに濃く染まっている布が
ほんとに白くなるのかなあ、と不思議。

 ともかく、みんなで紋を選ぶ。
 紋、といっても家紋にこだわらず、「和柄」の感覚でどうぞ、とのこと。
 すでに型紙化された紋がたくさん入っているファイルから選ぶのだが、たくさん面白い紋があって目移り〜。これが楽しい。
こんな形もあるんだ! という発見もたくさん。

 選んでいたのは6人だけど、なぜかひとつも重ならず、
全員それぞれ違う柄をセレクトして落ち着いた。
 私が選んだのは、「みず穂」にかけて「稲」と、鶴を組み合わせた「稲鶴」を大小で。
 もうひとつも鶴つながりで「百鶴」。鶴二羽で「百」の字をあらわすというめでたい紋らしい。

 午前中は選んだ紋を浴衣に配置して、還元剤入りの「のり」をおく作業まで。


機織機.jpg 午後、待ち時間に機織体験があった。久しぶりだ。
すでに機にはってある縦糸の中から好きなのを選び、
横糸を選んでコースターを織る。
人によって力加減が違うので、できあがりの固さも違う。
プロは用途によって打ち込みを変えるそうだ。
(それが機械織りではできないことらしい)

コースター.jpg 淡い抹茶色の縦糸に、緑系の混色の糸。
夏らしく爽やかな色を目指してみた。ほぼ予定通り。
機織りは八丈島塩沢に続いて3回目だけど
いつも「力入れすぎ」といわれる。進歩がない・・・
でも楽しい。

さて、いよいよのりを落とす。
先生がホースの水で型紙ごとがーっと流してしまうと
白い柄が表れて歓声が上がる。
細かい線もくっきり。すごい!!

洗う.jpg 大きなたらいの水でじゃぶじゃぶ洗う。
水が最初は緑がかり、水を替えて洗うときれいな青が出てくる。
手も青く染まっている。藍のパワーだ。
暑いので水が気持ちいい。
 ちなみに、着物を一反藍染めしようと思ったら
ものすごくたくさんの水が必要なんだそうだ。


干す.jpg たらいにためた水で二度洗い、さらに流水で洗い、
軽く脱水して干す。
 広い庭に、竹の長い物干し竿、翻る浴衣。いいなあ・・・
 みんなで縁側に並んで麦茶を飲み、おしゃべりしつつ、浴衣が乾くのを待つ。
こののんびりした時間がなんだか素敵だ。

 太陽のパワーで、見ててわかるほどどんどん乾く浴衣。

 最後にみんなで試着し、帯を選び、解散。
帯は麻100%のものが三色、6パターンくらいある中から選んだ。


全身.jpg 今回の完成品。
帯は赤に見えるけど、渋めの牡丹色。
「稲鶴」はちょっと線が細すぎてインパクトにかけるかなあ?


肩の紋.jpg
 ポイントは肩かな?
「百鶴」が一番すっきりしてきれいかも。

 紋はあとからいくらでも増やせるとのこと。
(別料金だけどね)
しばらく楽しんだら紋を追加するのもいいかも。

 また長旅をして帰宅。
充実した1日だった! 来年は草木染めやりたいなあ。
(これ以上浴衣増やすのも問題だが・・・)

posted by みず穂 at 01:12| Comment(6) | TrackBack(0) | 工房探訪・体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日はお疲れ様でした〜。日差しはきつかったけど、楽しかったですね。
細かい線もきっちり白く抜けて感動!でした。
着るのが楽しみです。
干した浴衣を縁側でお茶を飲みながら眺める、というある意味贅沢な時間を過ごせたのも嬉しい収穫です。

着物→甚平→着物と手早く着替えるみず穂さんには皆さん感心してましたよ。私も見習わなくっちゃ。

夏休みの小中生向けの体験に、お嬢さん方と参加できるといいですね。

Posted by ちびび at 2008年07月13日 19:11
ちびびさんこんばんは!
コメントありがとうございます。
楽しかったですね!
浴衣、ご夫婦ともすてきな仕上がりでしたし!!

補正抜き手抜き着付けなので着替えるのは速いんですが、着姿がなかなか美しくなりません〜補正なしでもさくっときれいに着られるようになりたいんですが、まだまだ。でも回数こなすしかないかなあと頑張っております。

子ども向け体験教室、とっても(私が)行きたいのですが、部活のある子どもはなかなか忙しく、いまいち乗ってくれません(涙)。
Posted by みず穂 at 2008年07月13日 21:43
暑い中、お疲れ様でした〜(^^)
藍染白抜き紋講座、楽しい体験ですね〜!
お弁当つきで、藍染白抜き紋体験の他に、機織りもできるなんてすばらしい☆
でも、こんなに濃い藍色が白く抜けるなんて不思議です(°Д°)

みず穂さんの小千谷縮姿、涼しげでとってもすてきです♪
出来上がった浴衣、まさにぴったり!ですね(^o^)
鶴でそろえた紋がくっきりしていて美しいです〜(^^)
「稲鶴」、遊び心があっていいですね♪
渋めの牡丹色の帯もかわいいですし〜♪

私も体験したくなりました〜(^^)
Posted by ひつじ at 2008年07月14日 07:45
ひつじさんこんばんは!
コメントありがとうございます〜。
さらにたくさん褒めていただいて嬉しいですっ!

そう、不思議ですよね〜
なんだかマジックみたいでわくわくしました。
参加者全員きれいにできてたんですよ!
細かい線の柄がもう感動的で。

浴衣一反草木染めするっていうのもあるんです。
そちらの方がお値段もリーズナブル。
来年もそれに行くつもりなので、よろしければご一緒に!
Posted by みず穂 at 2008年07月14日 23:43
世界に一枚だけの浴衣が完成したんですね!
ステキだしかっこいいしで、もうっ最高ですね(^○^)
牡丹色の帯もお似合いです!

Posted by kemi at 2008年07月18日 19:55
kemiさんこんにちは!
コメントありがとうございます。

世界に1枚〜そういわれるとそうですね!
藍染の浴衣は何もしなくてもすてきなので
この企画おすすめです。


Posted by みず穂 at 2008年07月19日 09:11
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