2007年11月07日

漫画で楽しむ着物 その7

 大和和紀さんのイメージが強くなった『紅匂ふ』だけど、竹宮恵子さんにも『紅にほふ』という作品がある。実はアマゾンで「紅にほふ」と検索していて偶然発見したんだけど。

紅にほふ.jpg そしてこちらも芸妓の話。・・・なんだけど、こちらは時代が大正末期、しかも舞台は満州(途中から引き上げて日本)。一旗あげようと満州に渡った芸妓に育てられ、満州で芸妓になった少女と取り巻く人々の物語。芸妓修行をして一本立ちするが、戦争に巻き込まれ・・・という骨太大河ドラマである。

 竹宮惠子さんといえば「風と木の詩」や「地球へ・・・」みたいなファンタジーのイメージが強くて、こういうドキュメンタリーぽいのも描いてたんだ・・・とびっくり。主人公のモデルはご本人の叔母さん。身内を取材して描いただけあってすごいリアリティ。実は私の母も満州生まれなので、なんだか身近に感じて一気に読んでしまった。

 着物を楽しむ、というには重たいストーリーだけど、芸妓の着物姿はとても美しく(ポーズなどもとても色っぽい)、見ごたえあり。下働きの普段着着物や男性の着物もよく描かれている。着物が出会わせてくれた名作、である。

<この記事は前ブログの2006-09-12のお引越し記事です>
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