2008年02月21日

漫画で楽しむ着物 その10

 漫画で楽しむ着物シリーズ、再開!
 もう、山ほどネタがたまってるのだけど、書くのに時間がかかるんだよね。ついつい読み返しちゃうからなんだけどさ(笑)。

natural.jpg 成田美名子さんは、高校時代にどっぷりはまっていた漫画家さんである。「エイリアン通り」「CIPHER」「ALEXANDRITE」あたりはリアルタイムで追っかけていた(「エイリアン通り」で反応したあなた、きっと同世代!)。絵がきれいでヒーローがかっこよくて、恋愛より友情メインのストーリーも好みだった。

 とはいえ、社会人になってからは漫画雑誌を読まなくなったので、アメリカンなイメージの彼女が和の世界にシフトしていたことは最近まで知らなかった。
 そう、今連載しているのは「花よりも花の如く」という能楽ものなんである。「コミックスは買わない(場所をとるから)、文庫になってから」がポリシーの私だが、まだ文庫化は先なんだろうなあ。うう、やっぱり買ってしまうか・・・

 というわけで、まだ読んでない「花よりも花の如く」。今回のネタはその前作「NATURAL」。表紙だけみるとちっとも和っぽくないのだが、主人公「ミカエル」は弓道をやっているという設定(話のメインはバスケ部)。
 文庫二巻あたりから登場の多くなるサブキャラ「西門」(神主で弓道の名手)がかっこいいのだ。写真の二巻の表紙になってるようなTシャツ・ジーンズ姿と和の装束のギャップがなんとも。ちなみに「花よりも花の如く」の主人公はこの「西門」の弟という設定。

 青森が舞台の神楽や神事の描写が美しく、惚れ惚れ。成田さんは青森出身だそうで、土地の描写もものすごく細やか。

 そういえば、「エイリアン通り」でも、最後の方でヒロイン翼ちゃんが着物姿になる場面があった。確か家政婦状態の翼ちゃんが「ボーナスにバトラーに買ってもらった」みたいな設定になってたはず。
 ロサンゼルスで、日本についてあまり知らない(多分)バトラーが振袖一式ちゃんと揃えられるのかはよくわからんが、あの漫画では翼ちゃんは「日本代表」だったのでそうしたのかな。ちなみに、なんでヒーローシャール君が翼ちゃんを好きになるのかはちっともわかんないのだが・・・・そういえば、ヒロインの着物姿に惚れ直す、みたいな設定は他の漫画でもあった。というわけで次回に続く(笑)!
posted by みず穂 at 00:10| Comment(10) | TrackBack(0) | 漫画で楽しむ着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マンガの話となれば黙っていられません。またお邪魔しに来ました(笑)
「花よりも花の如く」は未読ですが、「エイリアン通り」は読んでます。あの頃のLALAはおもしろかった……
確かラスト付近で振り袖を着た翼くんと(こう書くとほかのマンガのボールしか友達がいない主人公みたいだな)シャールがキスして、帯のせいで手の置き所がなくて……みたいな展開でしたね。
みずほさんとはマンガの趣味がけっこうかぶっているのでうれしいです(^-^)
Posted by こだま at 2008年02月21日 20:08
漫画読み仲間コメント、ありがとうございます!>こだまさん

私の漫画読みのメインルートは「なかよし」→「花とゆめ」→「LALA」ですね。他は友達との貸し借り。「LALA」は創刊からしばらくはずーっと読んでました。立ち読みで(笑)。いやほんと、勢いありましたよね。今はどうなのかなあ。

そうそう、そういう展開(笑)>帯。あの頃の少女漫画はかわいいもんでしたよね。まあ、成田美名子さんの漫画は今でもわりとそうですけど。最近の少女漫画って結構どぎつくてびっくりです。
Posted by みず穂 at 2008年02月21日 21:48
「花よりも花の如く」は時々雑誌でぱらぱらめくってるけど、お能の家に生まれた主人公がまじめに悩んでるなーという印象。お能には興味はあるものの未踏領域なので、入門編にいいかもと思いつつまだまとめて読んではいません。「NATURAL」とキャラがリンクしているとは思いませんでした(これも未読だけど)。
で、はい、「エイリアン通り」。当時夢中に読みましたとも。でも今読むと妙にしらけるんだよねー。年を取ったってことかな?(笑)
翼クンの振袖姿、第一話でも登場するんですよね。最後の話ではお母さんが着付けてたけど、第一話ではいったい誰が着付けたんだろう・・・?自分で着たにしては、帯がふくら雀だったし。実はバトラーが日本通で着付けやらお茶やらお花やら師範級の腕前だったりして・・・?(爆)なーんて。
ははは、ちょっと暴走して長コメント、失礼しましたm(_ _)m
Posted by ミモザ at 2008年02月22日 11:04
エイリアン通りの話、混ぜて混ぜて〜〜〜!
私もリアルタイム読者です。アレクサンドライトまでは追っかけたかな。
今のマンガは読んでないんだけど。
憧れだったなー、アメリカンスタイル。ファミリーもそうだよね。
成田美名子さんのマンガは、青臭くってそこがよかったのだ。
今読むとこっぱずかしいのはそのせいか。
Posted by NAM at 2008年02月23日 00:07
「花よりも花の如く」持ってますよ〜
5巻まででてます。多分。
実はこれ、みずほにお勧めしようかと思ってたのよ。
1,2巻までなら貸しますよ!

すごく丹念な取材を元に、お能が描かれているかな。
主人公が悩みながらもとっても真面目に取り組む姿と
緻密なタッチで描かれた能の舞台と衣装が印象的

あ、もちろんNATURALも持ってるよ。(オットの)
その続編ということでオットが買ってきたのですが、
彼は、はまらなかったらしい。

Posted by あねやん at 2008年02月23日 16:09
わーい、コメントありがとうございます!

>ミモザさん
確かに、今読むとどうかなあ? ううむ。妹が持ってるので今度借りてみようかな・・・
第一話の着物はあんまり記憶にない・・・覚えてるのは「日本人は豆しか食っとらんのか!」(こんな言い回しだっけか)の食事シーンとか。ふくら雀かー。確かに誰が着付けたのか・・・(笑)

>NAMさん
うーん、思い切り同じもの読んで育ってますよねー。ファミリーも愛読してました。はい。最終回立ち読みして泣きました。わはは。
全部雑誌で読んだのに文庫まで買っちゃったよ。

>あねやん
あああ、やっぱり読みたいな〜
5巻まで買っちゃいます。多分。
(新刊買う前に漫画の山を減らせと夫に責められているが・・・)
Posted by みず穂 at 2008年02月23日 21:14
わぁー、成田美奈子モノだぁ。
デビュー作の妖精モノからずっと読んでいます。
モチ、Naturalも花々も読破済み。

花々では、能にハマって、実際に能舞台に見に行きました。
能舞台は何度かトライしているけど、話が分からなかったりして、ノリがイマイチだったのですが、今回は、前半は能講座と謳って、解説付きの舞台だったので、大層分かりやすかったです。
「橋弁慶」って、別の作品で登場してて、「五条橋で刀狩りしていたのは義経の方」という設定。
この義経を子方(「花々」に解説あるけど、子供の役を「子方」と呼びます)がやります。いい子方さんは少ないので、子方の出る演目はかかる回数が少ないのだとか。

「花々」でも子方時代の話が結構出てくるので、「こんな感じだったのかな」と想像しました。

能舞台は、着物に気合入れても安心な行き場所のひとつです。
もちろん、夏場には浴衣でも問題ないのだけど、それに訪問着が並んでいても問題ないってとこがいいです。
Posted by 優妃讃良 at 2008年03月02日 17:34
優妃讃良さんこんにちは!
コメントありがとうございます。

花々、って略すんですね。ようやく読み始めました!
確かに読んでいると能に行きたくなりますね。
学生時代に何度か行ってるのですが、能楽堂の雰囲気はいいんだけど、どうもずっと起きてられない・・・という印象があって
最近は遠のいてます。
着物で行くとまた新鮮かな!
Posted by みず穂 at 2008年03月04日 08:09
そう、私も娘も過去には、見事に「寝ました」。
「花々」読んでからのは寝ませんでした。
「花々」の中に出てくるのだけど、やはり「初心者向き」のってあるんですよ。思えば、記憶に残る演目は、上級者向き。
演者の技能も上級を要求されるのは、大方、初心者向きではありません。微妙な演技の妙なんて、演者がいかにきめ細かく演じてくれても、初心者では受け止めきれないんだろうなって思いました。

初心者向けの一つ「紅葉狩り」を是非見たいと思っているのですが
なかなか見つからなくて。
某能楽堂では、「初心者仕舞い入門」として、詠いや仕舞いの入門演目に入れているので、習うものとしても入門向けなのかな。

ストーリー知ってると。寝ないで済むと思います。
次には、「花々」で知った演目を、着物で是非!
Posted by 優妃讃良 at 2008年03月28日 17:49
「花々」5巻まで読みました!
確かに、見所やストーリーがわかっていると寝ないかも。
演目を選ぶというのも、全く知らないと難しいですよね。
「花々」いい入門書ですね。
Posted by みず穂 at 2008年03月31日 22:03
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