2017年02月07日

日舞お稽古覚え書き たけくらべ その3 手鞠にこんにゃく?

本日の日舞お稽古は、ここまでのおさらい。

ぽっくりのような高い下駄を履いて踊る。これがなかなか怖い。
座ったり立ったりも難しいので、足さばきなど重点練習。
右足を後ろにまわして膝をつき、左足の下駄を倒して膝は斜め下に(床にはつけない)。
横からみると結構変だと思うが、前から見ると美しい座り姿に見える。
なおかつ、左足を軸にしてさっと立てる。
ここでおしりが出ると格好悪いので、背筋を立てたまま、すっと立ちたいところ。

手鞠をつく場面。
手鞠.JPG
※写真はイメージです

手首でつくのではなく、肩から先で大きくつく。
私の「手鞠をつく」イメージって、手首で拍子をとる感じなのだが
この時代の手鞠はゴムじゃないので、それでは弾まないのだそう。
確かにゴムまりはまだなさそう・・じゃあ手鞠の中身って?
師匠に伺うと、なんと「こんにゃく」を使っていたらしいという。
それで、弾ませる前に手鞠に息をかけて暖めるふりがあるのだそう。
(そうだったのか! ただ弄んでいるふりだと思っていた)

こんにゃくの手鞠・・・
ネットで調べてみると、「奈良の昔話」というサイトで増尾正子さんという方が
「手毬は、祖母の子供の頃(明治初期)は、こんにゃく玉などを芯にしてその周りを綿でくるみ、それを木綿糸で固く締めつけて球形にした上に五色の糸を美しくかがった」と書いていらした。
日本大百科全書にもこんにゃく玉などを芯にして、という記述が。
そうなのかー。全く知らなかった。
私は子どもの頃和歌山に住んでいたので、趣味で手鞠をつくる友達などもいたけど
中身は発泡スチロールだったからなあ。飾り物だったし。

たまたまだけど、2月22日(水)、昭和な家で手鞠をつくるワークショップ開催予定!
1日でできる、簪や帯飾りになる小さいサイズ。ついでに宣伝しておきます。
明日くらいにはHPにもアップする予定です。

posted by みず穂 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日

日舞お稽古覚え書き たけくらべ その2

2回分まとめてのお稽古メモ。

ちなみにお稽古着物はだいたいシルック。
0129.JPG
「たけくらべ」は、袖口を持つふりが多いので
裄があってる着物でないと踊りにくい。
マイサイズで仕立てた着物って、ほぼ木綿かシルックなので
木綿では寒いこの時期はシルックになるのだった。

<たけくらべ3回目>

ここまでのところのおさらい。

足をあげるふりがいくつかあるのだが、
あげるときは足の裏を床と並行にあげる。後に蹴るような感じにしないこと。

手をうしろにまわす(帯を後ろでかかえる)ふりのところ。
手を下げず、肩の高さから大きくうしろにまわす。
まわしたら腰のところにぴったりつける。

手のあけふせは、手首でまわそうとしない。指先でまわすイメージで。
そのほうが優雅にみえる。

「おはぐろどぶに〜」のところは、正面を見るのではなく、
おはぐろどぶを見るつもりで、視線は下ろした手の先。

お稽古のあと、全曲を録音させてもらう。全部で10分弱といったところ。
藤娘よりは短いけど、前よりスタートが遅いので
まずは曲を覚えないと!

<たけくらべ4回目>

今日は先に進んだ。

♪今宵夜宮の夏祭り
 勇みの鉢巻 そろいの袢天(はんてん)
 わっしょいわっしょい
 重いが自慢の樽天王
 かざす萬燈に
 みかわす顔も
 幼き恋の正太郎

ここまで。
下駄を脱ぎ、うちわを持って踊る祭りパート(勝手に命名)。
鉢巻、のところは鉢巻きを締めるふり、
わっしょいわっしょいのところは御神輿をかつぐふり。
うちわをいろんなものに見立ててお祭りを表現。楽しい。

幼き恋の〜のところは、うちわを線香花火に見立ててくるくる。
三味線の音にあわせて、うちわをぱたんとおとす。

この歌詞、よくわからないのだが、
美登利の恋の相手は信如だよね?
(後半で信如の名前も出てくる)
なんでここで「幼き恋の正太郎」なんだろう。
正太郎は遊び仲間ではなかったのか。
(原作も読んだが、今思い浮かぶのは「ガラスの仮面」で
たけくらべをマヤちゃんが演じる場面である)

ここの「恋」は正太郎から美登利への思いなのかな。
祭りの夜、正太郎が美登利をうっとりみているというようなこと?
師匠に聞いてもそのへんはよくわからなかった。
posted by みず穂 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

日舞お稽古覚え書き たけくらべ その1

お稽古の覚え書き。

たけくらべ、2回目。
1回目は
♪浮かれ鴉(がらす)が二羽三羽
 飛んで廓の 見返り柳
 美登利と呼べど 色も香も
 まだ春浅き 前髪や

までで、2回目は
♪恋の京町 揚げ屋町
 桜散る夜の まり唄も
 紀州なまりの あどけなさ
 おはぐろ溝に うつる灯や

まで。ここまで下駄(ぽっくり)を履いて踊るパート。
足袋でしか踊ったことないので、まずはこれが難関。
試し履きさせてもらったが、視線が高い!
前に体重をかけないこと。足は土踏まずに重心。腰をぐっとまっすぐ落とすこと。
体幹と姿勢キープ、がんばらねば。

「たけくらべ」は結構ストーリーがはっきりしている曲で
ここまでは子どもらしい無邪気さで可愛く踊るのがよいようだ。
(後半は切ない感じになるが)
ふりは流派によって全然違うけれど、
教わっている「藤陰流」は、結構歌詞を活かしたふりが多く
「浮かれ鴉」では羽をぱたぱた、「見返り柳」では振り返り、みたいな感じで
覚えやすくて助かる。ただ、子供の表現だからか、動きが速い!
今のところ曲のテンポについていけてない(^_^;

「桜散る夜の」で桜の花びらをふっとふいたり
まり唄も〜以降でまりをついてまわったり
今までやったことない動きが多くておもしろい。
ちょっとパントマイムぽいというか。お芝居ぽくて楽しめそう。
踊る本人が楽しいのと、見て楽しめるレベルはかなーり開きがあるけども。

本番は7月末。半年かー。精進します。
posted by みず穂 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月13日

日本舞踊の話

日本舞踊をやりたい、というのはかなり前から思っていて
2008年にこんなブログも書いているけど
http://mizuhokimono.seesaa.net/article/86200517.html
このときの教室はあっという間に挫折してしまった。
土曜日昼、隔週のグループレッスンだったのだが、1回行けないと曲が先にすすみ、ついて行けなくなってしまう。で、結構土曜日に仕事が入ることも多かった。
結局2回くらいしか行かず、フェイドアウト。

やっぱりちゃんと始めよう、と決意したのが2013年11月。
たまたまネット検索していて、近所に稽古場を発見。
マンツーマンで時間の融通がきき、振り替えもできる。そしてわりとリーズナブル。
発表会も格安。
そして師匠の踊りが美しい。なんとまだ二十代。

ということで、1回体験のあと、入会。
最初のお稽古はすり足と「祇園小唄」。
年内はずっとこれで、年が明けてから「梅は咲いたか」。
そのあと、初の発表会の曲として「あやめ浴衣」。

あやめゆかた.jpg
これが2014年8月。元の曲は長いのだが、短くしたバージョンで3分半くらいにしたもの。
しかし、たかが3分半のふりなのに、覚えるのに一苦労。
何より三味線のリズムに乗るのが難しかった。
本番、師匠に袖から掛け声をかけられて、動揺してふりをひとつ飛ばすというアクシデントも。
そして写真みると全部同じ表情で固まっていた(^_^;)
まあ、初舞台だからこんなもんかと思うが・・・
衣装は自前の単衣訪問着+師匠に借りた博多帯で角だし。
「あやめ浴衣」だから浴衣で出るつもりだったのだが、それでは見た目寂しいというような話になり。

発表会の後、「蓬莱」という曲の稽古をはじめ、
そのままそれが次回の発表会の曲になった。
都合一年近く同じ曲をやったので、9分ちょいあったが、さすがにとちらず踊れた。

蓬莱.jpg
これが2015年8月。ご祝儀舞踊なので振袖で。
美容院で「新日本髪」にしてもらってテンションアップ!
振袖で踊るのは暑くて重くて大変だったが、やっぱり袖が長い方が踊りは映える気がする。

そのあと「黒髪」を稽古。
日本舞踊の曲はたいして知らないのだけど、「紅匂ふ」に出てきた曲なのでちょっと嬉しい。
でも結構動きがスローで、体力的にきつい曲であった。

そして3回目の発表会。2016年7月。
「藤娘」はどうかと師匠にすすめてもらったので、思い切って「衣装つき」にトライ!
費用はかかったが(といっても、多分他の稽古場と比べたら格安)、これはめちゃめちゃ楽しかった。
衣装選びに行ったりカツラつくるの見学したり(私はカツラは使わず、また美容院で新日本髪)。

hujimusume1.JPG
hujimusume2.JPG

「肌脱ぎ」といって、曲の途中で上半分をぬいで違う衣装を見せる演出。
衣装は服というよりは布団のようで重いのだが、思ったより踊りにくくはなく
やっぱり「踊りの衣装」として良く出来ているのだなあと感動。
いい体験ができた。

毎年衣装をつける財力はないけど、また数年後にはできるといいなあ。
posted by みず穂 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

踊り初めと今年の課題

数日前になっちゃいましたが、1月8日は日本舞踊の踊り初めでした。

IMG_4454.JPG
正面から撮ってないのでポーズわかりにくいですが・・・
私が踊ったのは「京の四季」。
昨年7月の発表会で「藤娘」を踊り(この話は改めて書きますが)、
そのあと、基本の形をきちんとやりなおしましょう、というテーマでこの曲をお稽古。
5分弱くらいなので、繰り返し練習には向いていたと思います。
舞妓さんのお座敷芸みたいな踊りなので、宴会芸にもいいかも。

他の方々は「七福神」「祇園小唄(入ったばかりの方)」「島の千歳」「浅妻船」「三ッ面子守」「静」「お夏」。若者は20分超えの大曲でも短期間に覚えられてすごい・・・
師匠は「鏡獅子」。衣装つきで見たいな〜。

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踊り初めのあとは師匠と新年のご挨拶。
私は飲めないので形だけ。
そのあとはお稽古場で新年会。

で、次のお稽古曲は「たけくらべ」。次の発表会で踊ります。
樋口一葉のあれです。美登利 です。
ひゃー14歳の初々しい初恋とか。できるんだろうか・・・
しかも下駄を履いて踊るので、すっころばないように体幹を鍛えねば。
posted by みず穂 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月23日

日本舞踊入門!

 ついに念願の日舞を始めた。

 子どもはすでに体験済みで舞台にも立ってるんだけど、私自身は見ているだけで未体験。やりたくてうずうずしていたのだ。

 しかし、ちょっと敷居の高い日舞。ちゃんと「入門」するほど余力はないし、公民館などの安い講座はだいたい平日昼なのだ。流派とかもよくわからないし・・・

 今回デビューできたのは、着物友のひろみさんが誘ってくれたおかげ。ありがとう! 
なかの文化フォーラムの公開講座というもので、土曜日昼、隔週、1回1000円というリーズナブルさである。

 もちろん、ちゃんとした稽古場ではなく「普通の会議室にゴザ」の世界だし、鏡も小さいのしかなくて自分の動きが確認できない。でも先生は親切で丁寧、少人数(今日は生徒4人)なこともあってとっても充実していた。歩き方、座り方、お辞儀、扇の扱いなどを習い、いきなり曲にあわせて振りを教えてもらう。

 バレエのように基本の形をマスターしていくというより、とにかくいろんな曲を踊っていくことで動きが身に付いていくという。振りを覚えようとしなくていい、と言われてちょっと気楽に。

 子どもの時から踊っているという先生の動きはほんとに美しい。続ければちょっとは着物の所作がましになるかも、という期待が高まる。仕事とかぶったりオフとかぶったり(笑)で毎回は行けないのだが、こちらもぼちぼち、長く続けたいと思う。

 ついてくのに必死で写真撮るの忘れた・・・今回は仕事帰りだったので現地で着替え。汗をかいてもOKなようにポリの着物に半幅帯。ポリの着物って動いていると崩れやすいので、踊って崩れない着付けも課題だなあ。がんばるぞ! 
posted by みず穂 at 22:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする