2017年01月29日

ウール着物と防寒の話

今年の冬はなんだかいつもより寒い気がする。
今日はちょっとましだったかな。

ウール着物.JPG
邪道だけど、家ではこんな感じでウール着物。昭和な家で作業するくらいだったら、同じスタイルで出かけてしまうことも。中に着てるのはユニクロのフリースのタートルネック。
着物で寒いのは首回りと手首足首なので、これだとほんとに暖かい。
ウール着物はまさに「全身セーター」という感じだ。

このウール着物は母が昔着ていた。これに限らず、うちにあるウールはほとんど母由来。実家にいた頃、何かの拍子にウール着物をみつけて、これ着たい、と思ったのが、のちに着付けを習うきっかけにもなった。
最初はあまり着物の区別がついてなくて、どこにでもウール着物で出かけていたなあ。

最近の進化したウールと違って、昭和30年代くらいのウールはみんなごわごわ。でも洗濯機で洗えるし、暖かいので日常着にはいいよね、と思う。

ところで下半身の防寒。
今年は、たかはしきもの工房の「足袋下ハイソックス」が欠かせない。
さすが寒冷地仕様の温かさ。長さが膝まであって落ちてこない。きつめの足袋はダメだけど、ちょっとゆるめの足袋だとしわも伸びていい感じになる。
さらに、生活クラブで買ったシルクのスパッツ。化繊だと静電気や毛玉がやっかいだけど、シルクは軽くて暖かく、裾捌きもよいのでお気に入り。ローライズだともっとよかったんだけど、和装用ではないのでいたしかたなし。



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2017年01月28日

金継ぎのお茶碗

昔割ってしまった抹茶茶碗を、友人が金継ぎしてくれた。

きんつぎ.JPG

継ぐ前よりすてき

このお茶碗、実家にあったもので
私がお茶を始めたという話をしたら「持って行きなさい」と母がくれたのだが
適当に布でつつんで持ち帰ったら、
なんと家についたら割れていたのだった。
多分途中でどっかにぶつけたのだと思う。

一度も使わないうちに(実家でも保存されてただけで多分使ってない)
割れてしまったお茶碗が不憫で、とりあえずしまってあったのだが
金継ぎをはじめた友人が「割れたものない?」とSNSで募集していたので
渡りに船、とお願いしてみた。

予算の関係で金は使えないよーということだったが
色を工夫してくれて、かえってこっちがいいかも。
ありがたい〜大事に使うね!!
子ども茶道教室で名残りの茶事にも使えるかも。
(使い込んで割れたわけではないけど(^_^;)
posted by みず穂 at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 和の文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

三味線お稽古覚え書き その1

三味線お稽古は月に2回。
新年会終わって初のお稽古に行ってきた。

師匠には「落ち着いて弾けていました」とお褒めの言葉をいただく。
ただ、柄半襟はふさわしくないと姉弟子さんから指摘があったとかで反省。
お茶席では白半襟、とは思っていたが、こういう新年会もそうなのね。
着物が白だったので、なんとなく柄半襟をあわせてしまったのだけど
改まった席には基本白半襟、と覚えておこう。

さて、今日から新曲、「浜町河岸」。
お芝居を題材にした小唄で、結構スリリングな内容。
日本舞踊の会で「雪の浜町河岸」を踊った姉弟子さんがいらして、
その印象からなんとなく、恋愛のもつれの殺人話だと思ってたのだけど
もっと悲劇的な話なのね。

♪向うから来る小提灯
 夜風に消える命とも
 知らぬ箱屋の峯吉が
 はっとおどろく白刃の光
 ほんに思えば私ほど
 この世で不幸な者は無い
 小さいときから浮河竹の
 流れにうつる乱れ髪
 恋の花井のお梅の眉を
 細い柳に偲せる
 浜町河岸の宵の三日月

芸者のお梅が峯吉を殺す、ということなんだけども
別に恋愛関係の相手ではなくて
だまされてカッとなって殺してしまい
そのあと自首して無期懲役、という実際の事件がもとになっているようだ。
この事件を川口松太郎が「明治一代女」として小説にし、新派芝居にもしてヒット。
(ネットで拾った情報)

で、三味線の曲としては、めちゃおもしろい!!

いかにもお芝居な感じの緩急ある前奏や間奏。セリフに近い唄。
そして難しい−!!
昨年のうちに楽譜とテープ(師匠のお手本)はいただいていたので
ちょっとは練習して行ったのだけど、
師匠のスピードにはまったくついていけず。

夏の会では、師匠の三味線で、これの唄をやることになっているのだけど
三味線もぜひマスターしたい。がんばろう。
posted by みず穂 at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 三味線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

すみれ堂の着付け本

少し前の話になりますが、昨年、撮影を担当させていただいた本ができました。

「すみれ堂 お相手への着付け」
すみれ堂1.JPG

こちらで販売しています。
(一般書店では扱っていません)
他装に特化した内容で、長襦袢、浴衣、小紋、振袖の着付けと帯結びの手順が掲載されています。
154ページ、オールカラー(ほとんど写真)。持ち運びに便利なB6サイズです。

すみれ堂2.JPG
手の向きや押さえる位置など、とてもきめ細やかでわかりやすいです。
撮影時は立川先生とモニターで確認しつつ、どう撮るとわかりやすいか? と検討を重ねました。

娘の成人式には自分で着付けたい、という方にもおすすめ。
私も長女のときは集中特訓してもらってなんとか着せましたが、すでに記憶が怪しいので
次女の時はこの本を頼りにしようと思っています。
posted by みず穂 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月25日

うそ替え神事

今日は昭和な家の近くの、新井天神北野神社でうそ替え神事。
昨年の悪いことを嘘(うそ)に替えましょう、ということで
「鷽(うそ)」の木彫りをいただいてきました。

昭和な家の前に咲いている梅の盆栽の上で撮影。なかなかかわいいです。
うそ1.JPG

後姿もキュート。
うそ2.JPG

神棚の縁起物仲間に入っていただきました。
うそ3.JPG
posted by みず穂 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 和の文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

漫画で楽しむ着物 その15

このシリーズ(?)も、再開。

相変わらずおっかけている波津彬子さんの「ふるぎぬや紋様帳」。
もう、そのものずばりの着物テーマの漫画。待ってました−!! である。

ふるぎぬや.JPG

ヒロインはインテリアコーディネーター伊都子。「ふるぎぬや」という不思議な古着屋と縁ができ、そこから古い着物にまつわる話が展開する。雨柳堂の着物バージョンという感じで、半分猫や妖怪の話になっている。着物に関する蘊蓄もちょこちょこ。
ヒロイン伊都子はほとんど着物を着ないのだが、「ふるぎぬや」の不思議な店主の着流し姿と、店番の女性(猫の化身)白妙の着物姿がうっとりする美しさ。やわらかーく身体に沿っている感じ。1話ごとに違うコーディネートを見せてくれるのも嬉しい。
サブキャラの着物姿もそれぞれ楽しめる。子猫の化身の女の子の袴姿もかわいいこと。

そして、やっぱり着物には物語が似合う。洋服でこういう話はありえない感じがする。
このシリーズではあまり怖い展開はなく、ほっこりしみじみなエピソードが多くていい感じ。
本筋はちょっとミステリー仕立てで、先が楽しみ。

posted by みず穂 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画で楽しむ着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

子ども茶道教室@昭和な家

昨日は昭和な家で、子ども茶道教室でした。

4年前からZEROキッズというNPO団体で
子ども向けの「和のワークショップ」というのを続けておりまして
茶道はその中でも人気プログラムでした。
ZEROキッズ本体が、ミュージカル公演に注力することになって
茶道は今年はやらない、ということになったのですが
茶道続けたい、という声があったので、同じ先生にお願いして
昭和な家で月1回のお稽古をはじめてみることにしました。

昭和な家は茶室ではないのですが、できる限りの茶室仕様で。
置き炉です。
お茶1.JPG

床の間.JPG
床の間もないので、こんな仕様で。
お花は先生が準備してくださった松に梅、水仙です。
香合は今年の干支ということで酉。

9A5A1890.JPG
お菓子は水仙の練り切り。できたてで美味しかったです。

お茶2.JPG
全員着物着用。かわいくて見ているだけでにこにこしてしまいます。
希望人数が多かったので2組に分けて行いました。
お席入りからのお客様作法、袱紗裁きや茶筅通し、茶巾しぼりなどの割り稽古。
年中さんから中学生まで、びっくりするほどの集中力です。すばらしい。

茶道着物.JPG
私も一応茶道仕様で。とはいいつつ、動き回る裏方なのでシルックの万筋です。
posted by みず穂 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 昭和な家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

三味線新年会

本日は三味線の新年会。

お稽古場で順番に弾き初めをする。
人数が多いので、2回に分けて行われるのだが
今年はベテラン組の末席に入れていただいた。
(昨年は初心者組で参加)

曲目は「三千世界のからす」と「梅にも春」。
「梅にも春」に会わせて梅の着物。会の終わりで他のお弟子さんに撮ってもらった。
三味線新年会.jpg

写真ではわからないが半襟も小梅柄。帯はいただきもので、暗めの藤色に四季の花。
使い込まれていて締めやすい!帯締めは小田巻つきのえんじ色、帯揚げはしぼり柄つきの藤色。
この着物、ちょっとしみがあり、リサイクルで3000円であった。袴にあわせるか、と買ったが
正月ぽいので意外に出番がある。ただ綸子は太ってみえがちだと思う(^_^;

師匠はじめ、お弟子さんみんな着物で集合。華やかで眼福!
他の方の演奏を聴くのはとても勉強になる。声の出し方も弾き方も個性が出るものだ。
高齢の先輩方が膝が痛いとかいいつつ、いい音を出しているのを聴くと
人生まだまだこれからだ、という気持ちになる。
posted by みず穂 at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 三味線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

日舞お稽古覚え書き たけくらべ その1

お稽古の覚え書き。

たけくらべ、2回目。
1回目は
♪浮かれ鴉(がらす)が二羽三羽
 飛んで廓の 見返り柳
 美登利と呼べど 色も香も
 まだ春浅き 前髪や

までで、2回目は
♪恋の京町 揚げ屋町
 桜散る夜の まり唄も
 紀州なまりの あどけなさ
 おはぐろ溝に うつる灯や

まで。ここまで下駄(ぽっくり)を履いて踊るパート。
足袋でしか踊ったことないので、まずはこれが難関。
試し履きさせてもらったが、視線が高い!
前に体重をかけないこと。足は土踏まずに重心。腰をぐっとまっすぐ落とすこと。
体幹と姿勢キープ、がんばらねば。

「たけくらべ」は結構ストーリーがはっきりしている曲で
ここまでは子どもらしい無邪気さで可愛く踊るのがよいようだ。
(後半は切ない感じになるが)
ふりは流派によって全然違うけれど、
教わっている「藤陰流」は、結構歌詞を活かしたふりが多く
「浮かれ鴉」では羽をぱたぱた、「見返り柳」では振り返り、みたいな感じで
覚えやすくて助かる。ただ、子供の表現だからか、動きが速い!
今のところ曲のテンポについていけてない(^_^;

「桜散る夜の」で桜の花びらをふっとふいたり
まり唄も〜以降でまりをついてまわったり
今までやったことない動きが多くておもしろい。
ちょっとパントマイムぽいというか。お芝居ぽくて楽しめそう。
踊る本人が楽しいのと、見て楽しめるレベルはかなーり開きがあるけども。

本番は7月末。半年かー。精進します。
posted by みず穂 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本舞踊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

シネマ歌舞伎「阿古屋」&白洲正子ときもの展

昨日はシネマ歌舞伎「阿古屋」を見に行きました。
シネマ歌舞伎.JPG

シネマ歌舞伎、結構好きです。
お得な特別鑑賞3枚セット券というのを買って、「歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉」「スーパー歌舞伎U ワンピース」と見、最後が「阿古屋」でした。

阿弖流為は歌舞伎というより、劇団☆新感線のゲキ×シネ見てるみたい。「ワンピース」もそうだけど、伝統芸能というよりは今時のエンターテインメントな感じ。スケール大きくて豪華で、役者の魅力もたっぷりで、すごくお得感ありました。
今回の「阿古屋」はまた全く趣が違って、半分ドキュメンタリー。歌舞伎の裏側や稽古風景、スタッフの動きもかなり詳細。正直、後半の演目そのものよりこっちがおもしろかったような。舞台は思ったより短くて動きが少なく(お琴と三味線と胡弓の演奏がメインなため)あれ? もう終わりなのか、という感じでした。
演奏はあれだけクローズアップだと、本人が弾いているのとそうでないのが気になってしまい・・・
舞台でみたらまた違う印象だったかも。

シネマ歌舞伎のあと、白洲正子ときもの展、最終日にかけこみ。
白洲正子.JPG
混んでましたが、じっくりみられました。普段着ぽいものが多いので(もちろんいいものなのでしょうが)、「うわあきれい」とテンションあがる展示ではなかったですが、行けて良かった。もうちょっと明るい光で見たかった気もします。めだかの着物と百人一首に心引かれました。

寒い日だったので、結城紬に半幅、その上にコートで。
結城.JPG
しつけつきのものをリサイクルで買って、着るの2回目。
まだなじんでないですが、軽くて暖かいです。
半幅は貝の口で。映画の時は楽ちん優先。
posted by みず穂 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物でお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする